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FOMA901iSシリーズ登場

FOMA901iSシリーズ登場_a0018732_23272711.jpgFOMA夏モデルってことで901iSシリーズ5機種が発表になりました。
お決まりのセカンドモデルになるので、型番の最後に「S」が付くわけですが、今回は全機種でケツ番が同じになっています。
今までであれば派生モデルには独特のケツ番が付いてきました。
例えば、おサイフケータイならば「C」、映像特化モデルならば「V」というような。
今回の901iSシリーズにもFeliCa機能が搭載されているのに、ケツ番に「C」の文字が無いのは、このシリーズをもって、ようやく全機種にFeliCa機能が搭載されたから。
要は、ケツ番をつけて区別する必要がなくなったんですね。
対応機種が増えれば、対応店舗も増えるでしょうし、既存ユーザーの身としては今後の店舗側の対応が気になりますね。

901iSシリーズのもう1つの特徴が800MHz帯にも対応したデュアルバンド端末であること。
一般の方々には800MHzだろうが1.5GHzだろうが知ったこっちゃないんでしょうが、これにより山間部を中心に電波が届きづらかったエリアでの快適な通話・通信が可能になる(という触れ込み)らしいです。
ちなみに屋内にめっぽう弱いのがFOMAの(というか1.5GHz帯を使うW-CDMA端末の)欠点ですが、ここでは800MHz帯の恩恵に与れないようです。
意味ねぇ~(笑)
そうそう、先代のSH901iCやF901iCにはFOMAのくせに外部アンテナが付いていましたが、実はコレ、901iシリーズで800MHz帯に対応するはずだったからです。
実際には対応が間に合わず、使ってもいないアンテナだけが残ってしまったんですね。
ということで、この2機種に関してはアンテナを折ってしまっても影響はない(はず)です。

で、端末の方を見てみると、なんともガッカリする端末ばかりです。
とにかく一番ガッカリなのが「N901iS」。
アークラインと呼ばれるスマートなボディ形状がウリだったのに、今回はそれを排除して平凡なデザインに成り下がってしまいました。
フルブラウザを搭載するために2.5インチのディスプレイを搭載したくせに、解像度はN901iCと同じで、注目のフルブラウザも定額の対象外だったり。
どうせ相変わらずフル画面での画像表示や壁紙登録ができないでしょうから、全く無意味な液晶サイズの拡大です。
「P901iS」も小型軽量のイメージを失ってしまいましたね。
あのドットディスプレイにどれほどの価値が見出せるかは注目ですが、背面に液晶が2つ並んでるというのはカッコいいとは思えません。
「SH901iS」・・・・もう言葉も出ません。
あんな角箱、どうしろと?いい加減デザイナー採用した方がいいんじゃないかと。
しょせんケータイ、と言われるレベルの画質に300万画素は要りませんし、外部アンテナがなくなった点だけが改善点ですかね。
「F901iS」はいつもどおり正常進化を続けているようで、F端末の特徴でもあるセキュリティにさらに磨きがかかりました。
しかし、外部アンテナが残ってしまったのが残念。これだけで人気最下位確定でしょう。
「D901iS」は今回の5機種の中で、最も使い勝手よく改善されてるのではないかと期待している端末です。
スライド式はボタンレイアウトが使い勝手の良し悪しの大半を決めてしまいますが、その点において改善が図られています。
また、厚さも24mmと折りたたみ型よりも薄く、幅は50mmと若干大きいものの、重さもまぁまぁってことで、胸ポケットに入れられるサイズになったみたいです。
液晶も2種類の液晶を貼り合わせているとのことで、デジヲタ心をくすぐる仕様です。

機種変更する気は全くありませんが、早く実物を見てみたいです。

by miunacci | 2005-05-17 23:30 | デジモノの話